街を見回せば、太陽光発電を取り入れている住宅はたくさん見つかります。そのため、マイホームを建てる時に「これだけ普及しているのだから、やっぱり導入した方がいいのかな」と考える人は多いでしょう。導入により、どれくらいの経済効果が生まれるのかも気になりますよね。
また、東京都は2050年にCO2排出量の実質ゼロを目指す「ゼロエミッション東京」への取り組みを加速させています。2025年4⽉から、太陽光発電設置義務化に関する新たな制度が始まります。
このように、経済面や環境面で注目されている「太陽光発電」。今回は太陽光発電の普及率とともに、導入するメリットや設置費用についてご紹介します!
太陽光発電を取り付ける家庭が、増加傾向に!
国土交通省の調査によると、太陽光を利用した発電機器がある住宅数は、平成30年で219万戸とされています。平成20年の時点では52万戸、平成25年では157万戸であったため、導入率は年々増加傾向にあることがわかります。
この背景の一つとして考えられるのが、電気料金の高騰です。電気料金は年々上昇傾向にあり、2021年度の平均単価は約26円/kwhでした。一方、太陽光発電でつくる電気の単価は17.7円/kwh。電力会社から電気を買うよりも、自給する方がお得となっています。
さらに近年はコロナ禍で在宅時間が増えたことで、家電の使用機会やテレビの視聴時間が増加。これらの影響で「電気代が高くなった」と感じ、太陽光発電を設置する家庭が増えていることはうなずけますよね。
<参考資料>
国土交通省「平成30年住宅・土地統計調査の集計結果(住宅及び世帯に関する基本集計)の概要」
一般社団法人 太陽光発電協会「住宅用太陽光発電の普及活動について(電気は買うより作る方が安い)」
太陽光発電を付けるメリットとは?
太陽光発電を付けることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
●売電できる、自給自足の生活
太陽光発電でつくった電気は、自家消費できるのはもちろん、余った電気を売って収入につなげることもできます。太陽光発電を付けたイシンホームの注文住宅の家と、太陽光発電を付けていない一般住宅における、収入やメンテナンスにかかる費用を比較すると50年間で2,000万円以上の差が出ることも。
太陽光発電の経済効果を図る為に例えば大型ソーラー14kW+蓄電池13.5kWhのイシンホームの注文住宅の家を建てて50年間にどれだけ得をするのか計算した場合、10年間の売電契約17円/kwh、買い取り期間終了後9円/kwhで計算すると、50年間で利益がなんと1,000万円以上にもなります。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、発電した電気を貯めておくことができます。電気を自給自足できるため、電気代が実質0円の生活が叶うでしょう。
●停電時や災害時などに、電力が確保できる
太陽光発電を導入すると、停電や災害時などでも電力を確保できるというのも大きなメリット。蓄電池と組み合わせることで、停電しても、普段通りの生活が可能です。小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭、ペットを飼っているご家庭の場合、特に安心なのではないでしょうか。
大容量のソーラーパネルと蓄電池があれば、災害時でもエアコンやIHなど、家中の電化製品が普段通り使えますよ。
●環境にやさしい
太陽光発電は、太陽のエネルギーを電気に変換するシステム。発電時に二酸化炭素を排出しないので、環境にやさしい住宅設備といえます。
太陽光発電を付ける場合、どれくらいの費用が掛かる?
太陽光発電の設置費は、ソーラーパネルの容量や設置面積、屋根の形状などでも大きく変わります。経済産業省の資料によると、2021年の新築住宅における太陽光発電の導入費は、1kwあたり約28万円。通常、住宅に設置されるソーラーパネルは容量3~5kwであることが多いので、設置費は約84~140万円となります。
また、日中につくった電気を貯めておいて夜間に使ったり、停電時の備えにしたりするためには、蓄電池も必要。加えて、太陽光発電システムは経年変化するので、メンテナンス費が発生することも考慮しておかなければなりません。
<参考資料>
経済産業省 資源エネルギー庁「太陽光発電について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/073_01_00.pdf
イシンホームの注文住宅の家なら、ソーラーパネルの購入費用を抑えられる!
イシンホームの注文住宅の家には、太陽光発電の初期費用0円*の「ZEROSECH」という10年間のリース契約があります(*工事費は別途)10年後からは、自家発電で家中の電気をある程度まかなうことが可能なので、初期費用も光熱費も抑えたい人におすすめですよ。
また、「一生、電気もガスもガソリン代もほとんど払わない家」をコンセプトにした、未来ゼロエネ住宅「X-ZEGA」もあります。太陽光発電と蓄電池に加え、省エネ設計やEV車対応設備まで標準装備。世界ナンバーワンの性能を誇るソーラーと蓄電池を採用しているので、大きく発電して、たっぷり蓄電が可能です。
太陽光発電は、メリットはもちろんですが、その性能や設置費用、メンテナンス費用まで、知った上で導入することが大切です。そのためには、実績があり、知識豊富な業者からしっかりと説明してもらうことが絶対条件。採算割れをしないために、計画的な家づくりを目指しましょう。イシンホームでは、現在「X-ZEGA」を含む利益住宅の実績が、全国で2.5万棟。多くの方に喜ばれています。利益計算なども行いますので、気になる方はぜひご相談くださいね。