注文住宅の間取りや設備でできる花粉対策とは?

近年、花粉症を発症する人は増加傾向にあり、低年齢化も懸念されています。さらに新型コロナウイルスという新たな脅威も出現し、汚染物質をいかに家の中に持ち込まないか、また自宅の空気をどうクリーン化するか、といったことを意識する人は多いのではないでしょうか。

汚染物質が付きにくい衣服を着たり、空気清浄機を設置したりするのも一つの手ですが、新築を考えている人は、間取りや設備を工夫することでも、花粉やウイルスの侵入を防ぐことができますよ。今回は新築でできる花粉・ウイルス対策について解説します。

家庭内への花粉の侵入、どんなところに注意が必要?

最近の住宅は高気密・高断熱構造のため、隙間が少なく花粉や汚染物質も入りづらいように感じられますが、それでも花粉やウイルスは家の中に入ってきます。そもそもこれらはどこから家の中へ入ってくるのでしょうか?まずは主な侵入経路を考えてみましょう。

進入路の一つには「玄関」が挙げられます。帰宅した際、空気と一緒に、もしくは洋服や持ち物に付着してさまざまな物質が流入します。環境省の「花粉症環境保健マニュアル2022」によると、衣類の中でもウール製の衣類などは、木綿や化学繊維のものと比べて、花粉が付着しやすいといわれています。また、凹凸の多い衣類も要注意。こうした素材や形の衣類に花粉が付着し、室内に持ち込まれるケースが考えられます。

また、「外に干した洗濯物」も花粉やウイルスの侵入路の一つ。洗濯物にくっついて、花粉やウイルスを一緒に取り込んでしまっている可能性があります。

そして見落としがちなのが「換気」です。窓を開けて換気を行う場合はもちろんですが、換気システムを通して入ってくる場合もあります。

こうした侵入口を踏まえて、間取りや設備を考えることが大切です。

<参考>環境省「花粉症環境保健マニュアル2022」https://www.env.go.jp/content/900406385.pdf

間取りで工夫できる花粉対策

間取りでは、家庭内感染の観点からも、家族が集うリビングへ花粉やウイルスを持ち込まない動線を意識します。例えば、玄関とリビングの間に洗面・脱衣所を配置して、帰宅後そこで手洗いうがいと、着替えをしてからリビングへ入るといった動線をつくるのがおすすめです。

また、ランドリールームやサンルームなどを間取りに取り入れて、室内干しができるようにしておくと、衣服も清潔に保つことができますよ。

設備で工夫できる花粉対策

設備でも、花粉やウイルス対策が可能です。例えば、玄関横にクリーンルームを設ければ、上着や小物を効率的に除菌できるでしょう。

また換気システムには、花粉やウイルスを取り込みにくい「第一種換気システム」を採用した上で、フィルターを併用するのがおすすめです。きれいな空気が常に家の中に送り込まれるので、感染リスクも軽減されるといわれています。

さらに室内の花粉やハウスダストなどは床に溜まるので、排気口を床に設置すると空気と一緒にそれらの排出も可能です。

そのほか室内物干しは、ウォークスルー洗面乾燥クローゼットが人気です。「洗濯、干す、取り込む」を同じ場所でできる便利な空間で、無駄な動線を省けるので、家事の負担も軽減できます。なにより室内物干し用の空間なので、リビングなどの生活スペースが洗濯物で圧迫されないことも魅力でしょう。

そのほか、家づくりで工夫できること

そのほか、家づくりの細やかな工夫でも花粉やウイルスを対策することができます。

例えば壁紙は、凹凸が少ない方が花粉やほこりが付着しにくいといわれています。また、花粉やウイルスは、フローリングの溝にもたまりやすいことが知られているので、床材はフラットなタイプを選ぶようにするといいでしょう。さらに、花粉症対策の機能を備えたカーテンを選ぶこともできそうですね。

イシンホームなら標準装備で安心!

イシンホームでは、花粉やウイルスの侵入を防ぐ間取りや設備が標準装備。

間取りでは「ウイルス対策動線」を採用しています。家に入ると、まず光触媒の壁紙で除菌できるクリーンルームへ。小物類を外したら、洗面・脱衣所へ移動。微細な泡による洗浄力が高いナノバブルウォーターで手洗い・うがいと着替えを済ませて、リビングへとつながる動線なので、スムーズに感染対策が可能で、家族が過ごすリビングへ有害な物質を持ち込みません。

また、給気口にはアレノンフィルターを設置。人体に健康被害を与え得る微小粒子物質のPM2.5を約98%、花粉を99.8%除去するフィルターで、家の中へウイルスに汚染された粉塵を取り込みません。フィルターを通過した空気は、プラズマイオン発生機を通って室内に入る点も安心です。

換気システムには、第一種換気システムの「エコアイ換気システム」を採用。湿度と熱の交換機能を持たせているので、ウイルス感染のリスクを軽減します。さらに、排気口は床に設置しているので、室内の汚れた空気やアレルゲンを外に排出しやすいのも魅力ですよ。

エコアイ換気システムを導入されたお客様からは

「子どものアトピーがひどかったのですが、住み始めてから少しずつ良くなってきました。」

「花粉症の薬の量が去年の半分になりました。快適で本当に幸せです。」

などの声をいただいています。※個人の感想です

間取りや設備を工夫することで、花粉やウイルスを取り込みにくい家づくりが可能です。興味がある方は、イシンホームへぜひお問い合わせください。

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