
リビングは暮らしの中心。住まいづくりの中でも最も関心の高い空間です。最近の注文住宅では広いキッチンへのニーズだけでなく、リモートワークやリビング学習の増加などライフスタイルの変化から、リビングのプランニングに新たな視点も求められてきています。そこで今回は、最近のニーズを踏まえながら注文住宅でリビングづくりを進める場合の基本となる3つのステップを紹介しながら基本となる広さの目安や大切なポイントを図解を交えながら分かりやすくご紹介します。
リビングのプランを決める3ステップ
在宅勤務やオンライン学習の増加で、リビングでリモートワークや勉強をするスタイルが一般化して、リビングの新たなスタイルやより広いリビングへのニーズがクローズアップされてきています。ここでは今のニーズに合ったリビングのプランニングを進めるための流れを3つのステップに分けて整理します。
STEP1 広さを決める
最近の注文住宅では広いリビングへのニーズが高まっています。リビングの広さを決めるにあたっては、まずリビングが広いことで得られるメリットとデメリットを整理した上で、暮らしに必要なリビングの広さを検討してください。
◇広いリビングのメリット
広いリビングが人気を集める理由は下記のように数多くのメリットがあるからです。
開放的な空間で快適性がアップする
空間の開放感を高める工夫はいろいろありますが、広さは空間にのびやかさを感じさせる最大の要素です。また広いリビングは開放感があるのはもちろん、それぞれのパーソナルスペースが確保しやすいため、家族が多くてものびのびと快適に過ごせます。
窓が大きく部屋が明るい
広いリビングは窓の面積も確保しやすいため、採光性を高めて明るく快適な空間をつくれるのもメリットです。また大きな窓は、部屋を広く見せる視覚的な効果もあります。コンパクトな住宅でも開放感のある印象になります。
ゲストを招きやすい
広いリビングがあればゲストを招きやすく、親戚や友人、お仕事関係などの来客が多い方は、広いリビングをつくるメリットが大きいでしょう。お客様ものびのびとくつろげるので、おもてなしにもぴったりです。
生活動線がスムーズ
生活動線がシンプルで効率的になっていれば、家事がスムーズで家族間のコミュニケーションが円滑になります。広いリビングであれば通路幅が広くどのスペースを歩いてもスムーズに動けるため、快適な生活動線がつくりやすいメリットがあります。
ライフスタイルの変化に対応しやすい
ライフスタイルが変化した場合でも、広いリビングなら対応しやすくなります。大きな家具への買い替えや部屋の配置変えも苦労しません。また、あらかじめ可動式間仕切りを設けておけば、広いリビングが必要なくなったときでも客間や書斎にするなど、空間を柔軟に変更できます。
◇広いリビングのデメリット

もちろんリビングを広くすることでデメリットも出てきます。
冷暖房の効率が悪い
部屋が広いとその分大型エアコンが必要となり、冷暖房運転を始めてから適温になるまでの時間も長くかかります。また、窓が大きい場合は外気の影響を受けやすく、冷暖房の効率が悪くなるため、光熱費が高くなりがちです。広いリビングをつくる際は、断熱性や気密性をしっかり考慮して計画を進めてください。
掃除や片付けが大変
リビングが広いと床の面積が広くなり、掃除機をかける手間が増えるのもデメリットです。対策としては物を置かないようにして、ロボット掃除機にまかせてしまうのがオススメ。普段から物を置かないようにすれば、スッキリしたリビングをキープできる効果もあります。
他の部屋が狭くなる
リビングを広くした分だけ他の部屋が狭くなってしまいます。限られた床面積の中でリビングと他の居室のバランスを保つには、リビングに通路の役割も持たせると良いかもしれません。例えばリビング階段は、廊下や階段ホールを省略してその分リビングを広げることができます。
◇リビングの広さの目安
リビングの広さは、家族の人数や家具・家電に必要なスペースから決まります。家を建ててから狭かったと後悔しないためにも、事前にしっかりと広さを検討することが大切です。
最低限必要なリビングの広さ
ゆとりあるリビングを考える上で、まず、最低限必要なリビングの広さの目安を把握しておきましょう。業界団体の指針によると居室が2部屋以上の場合のリビングの最低限の広さは、下記のようになっています。
| ・DKの場合6畳以上 |
| ・LDKの場合は10畳以上 |
参照:不動産公正取引協議会連合会「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」
DK・LDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準 平成23年11月11日
この数字を踏まえて考えられるリビングの広さの目安は次のようになります。
| LDKの広さ | 広さの目安 |
|---|---|
| 8~12畳 | 単身向けマンションに多い |
| 12~16畳 | やや狭く少人数向け |
| 16畳~20畳 | 一般的なファミリー向けの住まいに多い |
| 20~24畳 | 家族が多くてもゆったりくつろげる |
ですから一般的な家族向け住宅のリビングは約16~20畳程度、ゆとりある広さを考える場合は20畳前後がオススメになります。
◇リビングの広さを決めるポイント
・家族の人数
夫婦2人暮らしの場合、大きなサイズの家具は必要ありませんので、LDKの広さもそれほど必要ありません。しかし、将来的にお子さまや親世帯との同居などによって家族の人数が増える場合、より大型の家具・家電が必要になります。しっかりとライフプランを見据え、将来にわたって快適に過ごせる広さを検討してください。
◇家具・家電の目安サイズ
LDKに置かれることの多いダイニングテーブル・ソファ・テレビの目安サイズを紹介します。
・ダイニングテーブル
| サイズ感 | 必要な広さの目安 | |
|---|---|---|
| 2人掛け | 幅70~80cm 奥行き70~80cm | 幅190〜200cm 奥行き230〜240cm(約3畳) |
| 4人掛け | 幅120〜140cm 奥行き80〜85cm | 幅240〜260cm 奥行き240〜245cm(約4.5畳) |
| 6人掛け | 幅160〜180cm 奥行き80〜85cm | 幅280〜300cm 奥行き240〜245cm(約5畳) |
・ソファ
| サイズ感 | 必要な広さの目安 | |
|---|---|---|
| 1人掛け | 幅85~90cm 奥行き85~100cm | 約4.5畳〜 |
| 2人掛け | 幅150~175cm 奥行き85~100cm | 約6畳〜 |
| 3人掛け | 幅180~195cm 奥行き85~100cm | 約8畳〜 |
・テレビ
| テレビのサイズ | 画面広さ | 視聴距離(HD) | 視聴距離(4K) | 必要な広さの目安 |
|---|---|---|---|---|
| 40型 | 49.80cm | 約149cm | 約75cm | 6畳〜8畳 |
| 45型 | 56.00cm | 約168cm | 約84cm | 6畳〜8畳 |
| 50型 | 62.30cm | 約187cm | 約93cm | 8畳〜 |
| 60型 | 74.70cm | 約224cm | 約112cm | 10畳〜 |
STEP2 タイプを決める
◇リビングの基本は2タイプ
注文住宅のリビングの間取りは、大きく「リビング・ダイニング一体型」と「リビング・ダイニング分離型」の2種類に分けられます。
【リビング・ダイニング一体型】

家族がくつろぐリビングと、食事をするダイニングが仕切られていないタイプ。広々とした空間が特徴で、開放的な雰囲気があります。

・メリット
リビング全体が明るく開放的な雰囲気になる
家族が集まりやすくコミュニケーションが深まる
キッチンが対面カウンター式の場合は、子どもの様子を見ながら家事ができる
・デメリット
料理の匂いや油などがリビングまで流れてしまう
プライベートな空間を確保しづらい
【リビング・ダイニング分離型】
リビングとダイニングが分離しているタイプで、別々の部屋にする他、家具などで仕切って別々の空間とするケースもあります。

・メリット
食事をする場所とくつろぐ空間を分けられる
インテリア等を変えることでリビングとダイニングに変化を出せる
・デメリット
部屋が狭く感じることがある
食事中にテレビを見ることができない
◇キッチン形状で必要な広さは変わる
注文住宅に設置するキッチンのタイプによって、必要な広さが異なります。キッチンの形状ごとに必要な広さは以下の表のとおりです。
1. L字型キッチン

壁面の一角や部屋のコーナーを利用し、キャビネットをL字型に配置したスタイルです。
メリット
・作業動線が短い
シンク、コンロ、冷蔵庫の3点が近くに配置しやすいため、少ない歩数で効率よく調理ができます。
・作業スペースを広く確保できる
コーナー部分を含めカウンターの面積が広くなり、調理スペースが広く確保でき、複数人で調理しやすく、収納キャビネットの総面積も大きくなりやすいです。
・レイアウトの自由度が高い
壁付けにして部屋を広く使うことも、片面を対面式(対面L字)にしてリビングを見渡せるようにすることも可能です。
デメリット
・コーナー部分がデッドスペースになりやすい
L字の角(奥の深い部分)の収納や作業スペースが使いにくくなるため、回転棚などの工夫が必要です。
・ある程度の広さ(スペース)が必要
一定以上の面積がないと、キッチン内の動線が窮屈になったり、逆に冷蔵庫が遠くなりすぎたりします。
向いているライフスタイル
✅ 毎日しっかり自炊する
✅ 夫婦や親子で一緒に料理する
✅ 作業効率を重視したい
✅ 収納量を多く確保したい
2. アイランドキッチン

壁から完全に独立し、部屋の中に「島(アイランド)」のように配置されたスタイルです。
メリット
・圧倒的な開放感とデザイン性
視界を遮る壁がないため部屋が広く見え、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)の主役となるおしゃれな空間を作れます。
・複数人で同時に調理しやすい
キッチンの周囲をぐるりと一周(回遊)できるため、家族や友人と一緒に作業しやすくなります。
・コミュニケーションが取りやすい
リビングにいる家族やゲストと常に顔を合わせながら、会話を楽しめます。
デメリット
・広い設置スペースが必要
キッチンの両サイドに通路(動線)を確保しなければならないため、LDK全体に十分な広さが求められます。
・手元や汚れが丸見えになる
遮るものがないため、調理中の煙や臭い、油跳ねや水跳ねが気になりやすく、シンク内の洗い物も目立ちやすいです。
・価格が高くなりやすい
四方すべての面を美しく仕上げる必要があるため、壁付けタイプに比べて本体価格や施工費が高額になります。
向いているライフスタイル
✅ ホームパーティーをよくする
✅ 家族とのコミュニケーション重視
✅ デザイン性を重視する
✅ 広いLDKがある
3. ペニンシュラキッチン

左右どちらか一方が壁に接しており、「半島(ペニンシュラ)」のように突き出たスタイルです。対面キッチンの定番です。
メリット
・アイランド風の開放感を省スペースで実現
片側を壁に付けるため、アイランドキッチンほど広い部屋でなくても設置が可能で設置費用も抑えられやすくなっています。
・コミュニケーションと作業性の両立
リビングを見渡しながら調理できる対面式の良さを持ちつつ、コンロ側を壁にすることで「油跳ねガード」を設置しやすくなります。
・間取りに合わせやすい
現代の日本の住宅(マンション・一戸建て問わず)で最も取り入れやすい対面レイアウトです。
デメリット
・通路が片側だけ(回遊性がない)
アイランドキッチンのように左右どちらからでも出入りすることはできず、必ず一方向からの動線になります。
・壁側のコンロ周辺に圧迫感が出る場合がある
壁の配置によっては、アイランドキッチンほどの完全な開放感は得られないことがあります。
向いているライフスタイル
✅ 家族との会話を重視する
✅ LDKが15~20畳程度ある
✅ アイランドに憧れるが予算を抑えたい
✅ 子育て世帯
4. II型キッチン(セパレート型)
シンクとコンロを2つのキャビネットに分け、平行に並べたスタイルです。一般的には、片方をリビング側の対面(シンク等)、もう片方を壁側(コンロ等)に配置することが多いです。
メリット
・動線が最も短くコンパクト
シンクで洗った食材を振り返るだけでコンロに乗せられるなど、体の向きを変えるだけの最小限の動きで調理が完結します。
・カウンターの作業スペースを広く持てる
1つのカウンターにシンクとコンロの両方を詰め込まないため、それぞれに十分な調理スペースを確保できます。
・対面の良さと油跳ね対策を両立
シンク側を対面にすれば家族と会話ができ、コンロ側を壁付けにすることでリビングへの油跳ねや匂いの拡散をしっかり防げます。
デメリット
・床が濡れやすい
洗った食材や濡れた鍋をシンクからコンロ(後ろのカウンター)へ移動させる際、通路の床に水滴が垂れやすくなります。
・振り返る動作が増える
調理中に前後のカウンターを行き来するため、人によっては「振り返る動き」がせわしなく感じたり、疲れたりすることがあります。
・通路幅の調整が難しい
前後のカウンターの間隔(通路幅)が狭すぎると引き出しがぶつかり、広すぎると一歩踏み出す手間が増えて動線が悪くなります(一般的に90cm〜110cmが目安 とされています)。
向いているライフスタイル
✅ 毎日料理をする
✅ 作り置きやまとめ調理が多い
✅ 夫婦で料理する
✅ パン・お菓子作りが趣味
✅ 大容量収納が欲しい
| キッチンの形状 | 必要な広さの目安 |
|---|---|
| アイランドキッチン | 約6~8畳 |
| ペニンシュラキッチン | 約4.5畳~5畳 |
| II型 | 約4.5畳~5畳 |
| L型 | 約4.5畳~5畳 |
STEP3 つながりを決める
検討すべきポイント
家族で長い時間を過ごすリビングは、検討するポイントも多岐に渡ります。できるだけ多角的な視点からリビングの検討を行い、理想のリビングづくりを実現してください。
◇つづき部屋をつくるかどうか

リビングに隣接して和室や客間などを設けるつづき部屋の間取りも人気があります。引き戸を開けてひと続きにすれば、リビングと一体化して大きな空間として使えます。戸を閉めて別にすれば多彩に活用できるゆとりの空間に!このように、つづき部屋はリビング空間の柔軟性を高めてくれます。
◇リビング階段を設置するかどうか

リビングに階段を設置すれば、玄関から個室に直行して顔を合わせないというようなケースがなくなり、家族間の自然なコミュニケーションがとりやすくなります。ただ、生活音が気になるなどのデメリットもあります。暮らしのシーンをイメージしてリビング階段のメリット・デメリットを検討することが大切です。
◇吹抜けの有無

吹抜けのあるリビングはのびやかな開放感が生まれ、視覚的にも広々とした空間をつくり出すことができます。また、高い位置に窓を設けることができ採光と通風の面でもメリットがあります。空調効率や音など気をつけるべき要素もあるので、プロに相談しながら検討することがベターです。
◇天井高さ
天井の高さは50mmの違いで開放感を感じたり、圧迫感を感じたりします。一般的な天井高は2,400~2,500mmですが天井高を上げることで、家全体の通気性や日光の取り込み具合も改善され、快適性や居住性が向上します。
◇収納スペースの場所や種類
ファミリークローゼットや納戸を別室に設けても、リビングから距離があれば使われない可能性があります。リビングにも大きなものを収納するスペースを考えましょう。またテレビのリモコンやスマートフォンや充電器機など、小物を収納する場所も重要です。リビングの近くに上着をかけておけるハンガースペースがあると、帰宅後すぐに外着を脱ぎ、リラックスできるのでオススメです。
◇インテリアや設備はどうするか
照明計画
同じリビングでも、照明計画で空間の印象は大きく変わります。大きなシーリングライトで均一に照らすのではなく、ダウンライト・スポットライトなどを使って明暗を付けると空間に奥行きが生まれます。また間接照明など光源を直接見せないライティングも、スタイリッシュな空間を演出するテクニックの一つです。
床材
無垢フローリング
木の温もりを感じられ、調湿効果もあります。天然素材のため、割れや反りが出やすいというデメリットもあります。
複合フローリング
合板の上に化粧シートを重ねたタイプ。反りなども少なく、お手入れも簡単です。価格が安いのも魅力です。
クッションフロア
塩化ビニールにクッション材が入っている床材です。クッション性があるため、転倒した場合なども衝撃が吸収されやすくなっています。ただリビングの床材としてはチープに感じるかもしれません。
壁材
クロス
クロスは一般的な住宅においてよく使われる壁材。価格も安く、模様や柄、色のバリエーションも豊富です。「紙クロス」はデザイン性に優れ、温かみがありますが耐久性が低いのが難点です。
塗り壁
塗り壁は日本の気候に適している壁材です。調湿性や防火性、防音性、さらには断熱性にも優れています。ただ仕上がりは職人の腕に左右される上、施工費が高いのがデメリットです。
無垢材
スギやヒノキなどの木材が多く使われ、木の味わいがあり、経年変化を楽しめます。調湿性や保温性、吸音性もありますが、割れや反りが出やすいのがデメリットです。

エアコン
リビングの広さに合ったエアコンの能力を選びましょう。一般的な壁掛け型の他に、注文住宅では天井埋め込み型も選べます。配置もポイントで、吹き出す方向で空調効率は変わります。
床暖房
足元からポカポカ暖かい床暖房は、優しい暖かさで人気の設備です。床暖房は輻射熱でお部屋全体を均一に温めてくれて、乾燥や空気の汚れが発生しないのがメリットです。
全館空調
最近は、全館空調を導入する注文住宅も増えています。住まい全体の温度を均一にキープし、快適さを守ります。各部屋にエアコンや暖房を設置する必要がなく、室内のインテリアをスッキリまとめられるのも特徴です。
検討時に見落としやすい4つのポイント
注文住宅づくりでよくあるのが、住み始めてから初めて気づくプランニングの不備。ここではそんな見落としやすいポイントを紹介します。
◇外からの視線
採光性だけを考え、安易に南向きに窓の設置を決めると、外からリビングの中が丸見えになってしまったというケースは意外に多いもの。そうなると一日中カーテンを閉め切ることになり、採光も望めなくなります。例えば、東側や北側に大きな窓を設け、中庭を囲むように建物をコの字型やL字型に配置すれば、プライバシーを守りながら光と風を招き入れることができます。
◇弱い採光性
住宅が密集している土地に住まいを建てた場合は、採光が難しくリビングも暗くなりがち。天気が良くても朝から照明が必要だと、気分も晴れません。このようなケースでは、リビングに吹抜けを設けて高窓から光を取り入れるプランがオススメ。吹抜けがつくれない場合は、屋根に天窓を数カ所設けることで十分な光を取り込むことができます。
◇家具の配置への制限
明るい家にしたいあまり、窓の数を多くしすぎたという後悔もよくあります。窓の数が多いと壁の面積が少なくなり、家具の配置が難しくなったり、外気の影響を受けて空調効率が低くなったりします。通常の窓では採光が難しい場合は、安易に窓を設けるのではなく、プロに相談して最適な解決策を探ってください。
◇冷暖房の効きにくさ
せっかく吹抜けやリビング階段を設けても冷暖房の効きが悪いという声もよく聞きます。特に暖かい空気は上昇するので、冬は暖気が上方に逃げていきリビングが寒くなりがち。また、エアコンの向きが悪いと、お部屋全体の温度が均一にならず快適性が低下する可能性もあります。断熱と気密性能を高めて空調が効きやすいリビングを計画してください。
FAQ
Q. 注文住宅のリビングは何畳が一般的ですか?
A. 注文住宅のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)の広さは、4人家族で16畳〜20畳が一般的な目安とされています。そのうちリビング単体のスペースとしては6畳〜8畳ほどが目安です。ただし、この数値はあくまで基準であり、家具の大きさや配置、ライフスタイル、部屋の形状によって体感の広さは大きく変わります。通路の確保や窓の位置なども含めて、全体のバランスを考慮して広さを決めるのがおすすめです。
Q. リビングとダイニングは分けるべきですか?
A. 食事とくつろぎの空間を切り離して生活にメリハリをつけたいなら分けるのがベターですし、来客時に食事の片付けが目立たないメリットもあります。一方で、空間を一体化させれば開放感が生まれ、家族間のコミュニケーションも取りやすくなります。部屋全体の広さ(坪数)に制限がある場合は、空間を広く見せられる一体型(LDK)が有利です。まずは家族が「家でどう過ごしたいか」に合わせて選ぶのが優先です。
Q. リビング階段は寒いと聞きますが対策はありますか?
A. リビング階段は上下階の空気が移動しやすいため、冬場に寒く感じる場合があります。ただし、住宅性能が高い家では大きな問題にならないケースも少なくありません。対策としては、高気密・高断熱仕様を採用するほか、階段付近にドアやロールスクリーンを設置する方法が効果的です。また、床暖房やエアコンの配置を工夫することで、快適な室温を維持しやすくなります。
Q. リビングに収納はどれくらい必要ですか?
A. リビング収納の広さは、0.5畳〜1畳(パントリーや共有クローゼットを含む場合は家全体の床面積の約10%)が目安です。リビングは家族が集まるため、それぞれが使うモノで散らかりやすい空間です。「使う場所に使う分だけ」しまえるよう、テレビボード周辺や壁面を活用した浅めの収納があると便利です。何をどこに片付けるか、事前に収納物の量と動線をシミュレーションしておきましょう。
●ユーザーの声
千葉県 Y様
【子供の頃からの憧れを実現できました】
子供の頃からのイメージとして吹抜けがあってシーリングファンが回っているようなリビングが夢でした。今は吹抜けがあってリビング階段があるリビングが実現。朝「おはよう」って階段からみんなの顔が見られる日常に満足しています。
お客様の声はこちらから
https://ishinhome.co.jp/voice/detail.php?id=865
●まとめ
注文住宅のリビングづくりは検討する項目が多いだけに迷いや見落としが起こりがちです。記事中でご紹介した基本となる3つのステップに従ってリビングづくりを進める際に、疑問や不明点がございましたら、注文住宅のリビングづくりで豊富な経験と実績を誇るイシンホームまでお気軽にお問い合わせください。最新のリビングづくりの実例をご紹介しながら、多彩な提案で納得いくまでお手伝いいたします。

