時と共に家族の思い出を刻む“我が家”がいいか、暮らしのニーズ合わせて住み替える賃貸がいいか!?それぞれにメリット、デメリットがあります。そこで、今回は持ち家と賃貸の比較に役立つ情報をご紹介。一度じっくり持ち家と賃貸の比較をしてみてはいかがでしょうか。
●賃貸か持ち家か!必要なコストは?
マイホームを建てた場合と賃貸に住み続けた場合でコストを比べるとどちらが得なのか。まず持ち家と賃貸に必要な費用をリストアップしてみましょう。
持ち家に必要なコスト
・頭金などの初期費用
・住宅ローンの返済
・メンテナンス費用(リフォーム費用)
・固定資産税・都市計画税などの税金
・火災保険料など
持ち家の場合は毎月の住宅ローンの他に、税金(固定資産税・都市計画税)や火災保険などの保険料など年ごとに必要な費用もあります。また、住み続ける間にメンテナンスやリフォームなどを行う場合、その費用も必要。ただしローンを払い終えると費用負担はぐっと楽になり、持ち家は資産として残ります。また持ち家の場合は家計を助ける設備や仕様を設置し、生活費を大幅に抑えることも可能です。
賃貸に必要なコスト
・敷金・礼金・仲介手数料
・毎月の家賃
・更新料(2年に一度、家賃1カ月程度)
・住み替え時の引越し費用
賃貸の場合は、毎月の家賃の他に、初期費用として敷金・礼金・仲介手数料などで、合わせて家賃の4カ月~6カ月分程度が必要です。また2年に一度、家賃1カ月程度の更新料も必要です。また家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて住み替える場合は、初期費用と引越し費用も必要になります。また高齢になって収入が低下しても毎月の家賃は変わらず必要で、住み替えも簡単にできないケースもあります。
●実際の費用をシミュレーション
持ち家と賃貸の費用を実際に比較してみると・・・・・
<例えばハナちゃんファミリーのケースでは>
プロフィール
家族構成 マコトさん(36歳) ハナちゃん(30歳) 長男ユウ太6歳
長女サクラ3歳
購入住宅
物件:一戸建て
価格:3600万円
間取り:4LDK ・インナーガレージ付
その他:電気、ガス、ガソリン代が0円生活
借りている物件
物件:賃貸アパート
家賃:8万円
間取り:2LDK
その他:光熱費2万円+ガソリン代2万円
※詳しくはX-ZEGA ハナちゃん本で紹介しています。
●戸建て持ち家VS賃貸!そのメリット、デメリットを比較
持ち家のメリット
持ち家は、設備や内装が自分のセンスで選べ、そのグレードも賃貸物件に比べて高めなのが一般的。間取りやインテリアのプランが予算に合わせて選ぶことも可能です。また、
住宅ローンが終われば住居費の負担が抑えられ、収入の減る老後の生活設計が楽になるメリットもあります。
◇持ち家のメリット
・内装や設備などのクオリティが高め
・部屋数が多いなど賃貸に比べてプランが充実
・間取り変更や設備交換などを自由にできる
・退職までにローンを完済すれば老後の住居費の負担が軽くなる
・電気・ガスなど光熱費を抑えることが可能
・資産になる
持ち家のデメリット
持ち家を所有してしまうと、簡単には移動できなくなることが、デメリットになる場合もあります。また、収入が減っても住居費を切り詰めにくく、長く住むと補修や設備交換が必要になること、固定資産税・都市計画税がかかることなど賃貸にはない負担があります。
◇持ち家のデメリット
・賃貸に比べて簡単に引越せない
・住居費を下げられない
・メンテナンス費用がかかる
・固定資産税・都市計画税がかかる
・マンションの場合は修繕積立金、管理費、駐車場代がかかり続け、ローン返却後も支 払い金額が高くなる可能性がある
賃貸のメリット
賃貸のメリットは、家族の成長などライフスタイルの変化に合わせてすぐに引越せる身軽さ。持ち家でかかる固定資産税や都市計画税も不要です。また、設備の故障や老朽化、災害で被災した時の修繕費用は所有者の負担です。また、収入が減ったら家賃の安い物件に住み替えて、住居費の負担を減らすことができます。
◇賃貸のメリット
・いつでも自由に引越しができる
・設備の交換や修理費用の負担がない
・固定資産税や都市計画税が不要
・年収の変化に合わせて住居費をコントロールしやすい
賃貸のデメリット
賃貸は一生家賃を払い続ける必要があり、高齢になり年金収入だけになると負担感が増します。また定期的に更新料もかかり、更新のたびに保証人が必要になります。高齢になると身元保証人が求められるケースも増えており、頼める人がいなければ更新を断られることがあります。
◇賃貸のデメリット
・内装や間取り、設備などが自分で決められない
・一生、家賃の支払いが続く
・高齢になったとき契約を更新できないことがある
・家賃を払い続けても資産にはならない
●今の家賃で建てられる家は?
賃貸は家賃を払い続けても自分のものにはなりません。もし家賃の負担と同程度なら持ち家を検討したいという方は多いはず!そこで今の家賃と貯蓄の金額で建てられる住宅価格を算出してみました。
家賃×貯蓄額別 住宅予算の目安(新築住宅)
[条件]・住宅ローン/一戸建て、マンションともに、金利0.345%、40年返済、事務手数料2.2%、ボーナス時加算なし。・購入諸費用/一戸建価格の6%
●持ち家は新築時のプラン次第で生活費をセーブすることも可能
最近の住宅建築のトレンドは家計を助ける家!住宅性能を選べる持ち家のメリットを生かし、気密・断熱性能の強化や省エネ設備の導入、太陽光パネル・蓄電池などを備えたZEH住宅など生活コストを抑えられる住宅設備や機能を家づくりの段階で盛り込むプランです。国や自治体の補助金を上手に活用して、お得な費用で生涯コストを大きく抑えられる住まいづくりが可能です。
●イシンホームの注文住宅は光熱費0も実現可能
イシンホームの「未来ゼロエネ住宅X-ZEGA」は「一生、電気もガスもガソリン代もほとんど払わない家」がコンセプト!世界最高水準の高性能太陽光発電システムと大容量蓄電池、熱回収率92%以上の24時間換気システム、高気密・高断熱設備、EV車対応設備までを標準装備。光熱費0円も実現可能。さらに、売電収入も得られるので、エネルギー代も含めると賃貸よりも支払いが安くなるケースが数多く見られます。
さらに、工事費を除いた初期費用が0円で太陽光発電を設置できる「ZERO SECH」もおすすめ。10年間のリース契約で、毎月の売電収入からリース料を支払い、10年後からはすべての売電収入を手にすることができます。イシンホームでは、ご家庭の実情に合わせたコンピュータソフトによる計算が簡単にできるのでお気軽にお問い合わせください。