「やっておけばよかった」と後悔しないために! 注文住宅を建てる際におすすめの場所別オプション

新築住宅の設備には、初期費用に含まれる「標準装備」のほかに、追加料金を払うことで導入できる「オプション」が存在します。オプションの種類は多いので、「知らなくて導入できなかった」という失敗は避けたいところ。また、不要なオプションの追加によって、高額なローンを支払うことになるのも嫌ですよね。そこで今回は、新築住宅のオプションについて紹介します!

●オプションの選び方、基準

まずはオプションを選ぶ際に気を付けるポイントについて紹介します。

現在、将来のライフスタイルに合うかどうか

注文住宅のオプションは、幅広い人のニーズに応えられるよう、数多く用意されていることがほとんど。その中から自分たちに不要なオプションを選んで後悔しないためには、今だけでなく将来のライフスタイルもよく想像し、その暮らし方に必要かどうかを見極めることが大切です。

予算内に収まるか

オプションは増やせば増やすだけ費用が加算されてしまうため、予算とのバランスを見ながら選ぶことも大切です。単体だと数万円のものでも、積み重なっていくと大金になってしまいます。こまめに計算して、予算をオーバーした際は削れる部分がないか考えるようにしましょう。

メンテナンスがしやすいか

オプションをデザインや設置費用だけで選んでしまうと、後々メンテナンスの手間や費用がかかって後悔する可能性があります。失敗を防ぐためには、維持費や手入れの手間、耐久性などもしっかり事前に確認しておくことが重要です。

実際の見た目や使用感をチェックする

カタログやホームページを見ただけでオプションを選ぶと「イメージと違った」「使いにくい」といった失敗が起こり得ます。完成後に後悔しても変更できないので、事前にモデルハウスなどで実物をチェックしておきましょう。

●「やっておけばよかった」となる前に…!場所別におすすめのオプションを紹介!

<リビング>

・窓のシャッター

暮らしの安全を守るためにおすすめしたいのは窓のシャッターです。警察庁から発表されている令和2年のデータによると、一戸建て住宅への「侵入窃盗の侵入口」として最も多いのは、「窓」(53.5%)とのこと。窓は鍵をこじ開けられたり、ガラスを破られたりするリスクがあるので、特に侵入されやすいようです。シャッターを閉めれば、そうしたリスクを減らせるでしょう。また、近年増加している大型台風などの災害によって、窓が割れてしまう被害も防げます。

・天窓(トップライト)

天井に設置する窓のことを「天窓(トップライト)」と言います。天窓は小さなサイズでも太陽の光をしっかり取り込めるので、明るい空間を作りたい場合におすすめ。また、壁の窓のように近隣からの視線にさらされる可能性がないため、プライバシーが守られるのも魅力です。特に団地のような住宅密集地に家を建てる場合にぴったりでしょう。

・床暖房

エアコンよりも初期費用が高い床暖房は、高級なものだというイメージを持たれがち。しかし、実はエアコンよりもランニングコストを抑えられる商品も存在します。

・吹き抜け

そもそも吹き抜けとは、複数階にまたがる縦に連続した空間のこと。建物上部から光を取り込めるので、リビングが明るく開放的な雰囲気になります。

・ヌック

一人でくつろぎやすい1〜3畳ほどのこぢんまりとした空間のことを指し、最近人気が高まっています。主にリビングの隅や階段下などに設けられ、子どもの勉強や読書、休憩などに使われることが多いです。

・ロフト


天井が高いリビングの場合は、その上部にロフトを設けることができます。収納スペースとしてはもちろん、子どもの遊び場やロフトベッドとして利用するのもおすすめです。

・ウォークインクローゼットなどの収納

物が増えやすいリビングに大型収納があると、掃除や片付けがしやすく便利です。

<キッチン>

・キッチングレードアップ

システムキッチンは、性能によって「グレード」が分かれており、グレードが上がるほど価格も高くなります。ハイグレードのキッチンはデザイン性が高く、カラーや模様を細かく選べるものが多いのも特長です。
そのほかにも、対面式やL型といった形状の違いや、コンロの種類などによって価格が大きく変わってきます。

・食洗器(高性能なもの)

食洗機は、値段によって性能が大きく異なります。高価なものになると、洗浄モードの種類が多く、食器を除菌できたり、アプリによって外出先から食洗機を操作できたりするような便利な機能がたくさん。そのような高性能な製品を選べば、より家事が楽になるはずです。

・食洗器(海外製)

共働きの夫婦が増えている中、家事を助ける便利な設備として需要が高いのが食洗機です。そのなかでも、調理器具までまとめて洗える大容量の海外製食洗機が、特に人気。洗浄力が高く、「予洗い」なしで1日分の食器をまとめて洗えるため、食事のたびに食洗機を回す手間を減らせます。

・キャビネット

シンク下やコンロ下の空きスペースを有効活用した収納棚のこと。調理器具をはじめ、調味料やラップなどの小物も片付けられるようにすると便利です。

・パントリー

災害に対する関心が高まっていることもあり、最近は食材を多く保管できるパントリーも人気です。この中に食材や調理家電などを片付けておくと生活感が出にくくなるので、急な来客時にも対応しやすくなります。

<浴室>

・換気用の窓

お風呂の窓は、浴室の湿気を逃してカビを防ぐのに有効です。しかし、窓のガラスは音が漏れやすく、外から透けてしまうという欠点もあるので、防犯や防音の面で心配な人もいるでしょう。また、窓からは冷気が入りやすく、寒さも気になるところ。そうした不安は、防音・断熱効果の高い高性能なガラスを選べば、解消できるでしょう。

・浴槽

浴槽は、人工大理石製のものや、ジェットバス付きのものなど、機能性や高級感に富んだ種類が用意されている場合もあります。

・浴室暖房乾燥機能

雨の日に洗濯物を干すことができるだけでなく、浴室のカビを防ぐ働きもあります。また、冬季は入浴前につけておくと、暖房効果でヒートショックを防げます。

<トイレ>

・換気扇

照明と連動して自動でオン・オフが切り替わるものなどにグレードアップすることができます。

・自動開閉機能付きトイレ

人の動きを検知して自動でフタが開閉し、人が便器から立ち上がると自動で洗浄を行う機能を備えたトイレです。

・タンクレストイレ

貯水タンクがついていないタイプのトイレ。見た目がスッキリとします。

<玄関>

・モニター付きインターホン

来訪者の顔を確認できるモニター付きのインターホンで、最近は録画機能がついているものもあります。特に子どもが留守番をする時にあると便利です。

・宅配ボックス

不在時に宅配の荷物が届いた際、荷物を入れておいてもらうためのボックスです。共働きやネットで買い物をすることが多い家庭には、特におすすめ。最近は「置き配」の増加により、需要も高まっているようです。

・土間

玄関からひと続きで入れる玄関収納の一種。自転車やベビーカー、アウトドア用品などの収納に重宝します。

・ ハイドア

一般的なドアより高さがあるドアのこと。デザインがおしゃれで、開くと開放感があるだけでなく、大型家具や家電の運搬がしやすいというメリットがあります。

・スマートキー

鍵穴に鍵を差し込まなくても施錠や解錠ができるシステム。ボタン操作やカードのタッチ、スマートフォンアプリでの操作などに対応するタイプがあります。
 

<省エネ>

・太陽光発電

屋根などの日当たりが良い場所に設置したソーラーパネルによって、自宅で電気をつくる設備です。普段の電気代が節約できるほか、災害時の電力源としても活躍します。また電力が余った場合は、売電により収入につなげられることもあります。

・蓄電池

電気を貯めておくためのバッテリーです。太陽光発電とセットで導入すると、自宅でつくった電気を貯めておけるので、安定的に電気を使えます。また、太陽光発電を設置していない場合でも、電気料金が安い夜間に充電しておけば、その電力を昼間に使うことができ、電気代の節約になります。

・ HEMS(ヘムス)

家庭で使う電気・ガス・水道を節約するための管理システムのことをいいます。住まいのエネルギーを見える化するだけでなく、例えば外出先にいながらお風呂のお湯を入れるといった操作もできます。

<内装>

・内壁材

内壁材とは、建物内部の壁に使う素材のこと。壁は空間の大部分を占めるため、そこに使われる素材によって部屋全体の印象や機能性が大きく変わります。

最近人気を集めているのは、調湿性能に優れ、空気中に漂う有害物質を吸着してくれる高性能な壁材。なかには水拭きできるタイプもあり、泥や皮脂、たばこのヤニなども洗剤を使えば落とせます。

そのほか、定番のクロス(壁紙)やタイルをはじめ、漆喰(しっくい)、珪藻土などで内壁を仕上げる方法もあります。

・無垢材

最近は、接着剤で人工的に接合して形成された「集成材」や「合板」より、天然木の丸太から切り出した「無垢材」を内装に取り入れたいという人が増えています。無垢材は自然の色合いや木目が楽しめるため、室内のデザイン性にこだわりたい人に特におすすめ。肌触りがよく、素足で触れても気持ち良いのも魅力です。

・ 足元灯

廊下や階段などに設置することが多い低ワットの常夜灯で、人感センサーや周囲の明るさを感知するセンサーが付いたものがあります。

・造作棚

部屋のサイズやデザインに合わせてオーダーメイドで造る棚。収納力が高く、部屋のコーディネートと統一感を出せるのが魅力です。

<外構、エクステリア>

・屋外照明器具

外壁を美しく照らしたり、玄関アプローチの足元を照らしたりする照明です。昼間とは違ったおしゃれな雰囲気を演出できるだけでなく、防犯面でも役立ちます。
 
・ウッドデッキ

室内の窓と同じ高さの木製デッキで、庭を広く作ることができる家庭に人気のオプションです。子どもの遊び場にしたり、アウトドアリビングとして活用したりすることができます。

・ 電気自動車(EV)用コンセン

一般的には住宅の壁面などに設置することが多い電気自動車充電用のコンセント。公共の充電スポットより自宅の方が安く充電できるため、電気自動車を利用している人におすすめです。

・ガレージ

愛車やバイク、自転車を停めるスペースとしてだけでなく、DIYなどの趣味を楽しむ場所としても活用できます。

●【実例紹介】イシンホームでは、標準装備をたくさんご用意!

最後に、イシンホームの戸建て住宅『サンクスZEGA』に標準装備されている“エネルギー節約6点セット”をご紹介します。一般的にはオプション扱いされやすい設備も含まれていますが、導入に追加費用はかかりません。

<エネルギー節約6点セット>

・N型高性能ソーラー

15〜10kw標準の高性能なパネルです。P型パネルに比べて製造工程が複雑な分、発電効率が高く、高温に強いことなどが魅力です。

・大型蓄電池

7.04Whのハイブリット蓄電池で、停電時にもすべての家電が使えます。

・ソーラー給湯

給湯に必要な電力の80%をソーラーで発電した“0円電気”で賄える給湯器です。通常のエコキュートは夜間の電力でお湯を沸かすのに対し、ソーラー給湯はソーラーが発電している昼間に湯を沸かし、短い保温時間でお風呂などに使えるので効率的です。

・24時間換気システム

外気をそのまま室内に取り込むのではなく、なるべく室温に近い温度で取り込める熱回収率92%以上の換気システムです。夏は涼しい空気、冬は温かい空気を取り込めるので、冷暖房費を最小限に抑えられます。

・PHV・EV車用200V充電アダプター

電気自動車用の200Vの充電アダプターです。ソーラーで発電した電気を充電すれば、燃料代が実質0円!ガゾリン代を節約できます。

・長期大量売電

生活に使う電気よりも発電量のほうが圧倒的に多いため、大量の売電が可能です。また、劣化しにくいソーラーを採用しているので、長期売電できるのも魅力。お客様からは「夜もエアコン点けっぱなしでも蓄電池は30%以上残っています」などといったお声をいただいています。

イシンホームは、標準装備が充実!

ここまでさまざまなオプションを紹介してきましたが、標準装備が充実しているイシンホームでは、追加料金をかけずに導入できる設備がたくさんあります。

●FAQ

Q.オプションを追加すると、家の耐震性や断熱性能に影響はある?

A.耐震性を高める制振装置を設置したり、断熱材を高性能なグラスウールにランクアップしたりすることで、それぞれの性能を高めることが可能です。

Q.将来的に追加できるオプションはある?

A.窓シャッターや防犯ガラス、センサー式の水栓などのオプションは、後から追加できます。ただし、工事費などは割高になる可能性が高いため、注意しましょう。

Q.オプションによってメンテナンス費用は増える?

A.オプションの種類や性能によっては、メンテナンス回数や寿命に差が出ます。そのため、メンテナンスの回数が多いものほど費用がかかることになります。

●まとめ

オプションの数は予算に直結するので、なるべく抑えたい人が多いはずです。必要性をしっかり考えて、自分たちに必要なものを選んでくださいね。もし不明点があれば、担当者に遠慮なく相談してください。

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本社(総合戦略本部)

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