我が家に必要な太陽光発電は何kW?導入のメリットやポイント

新築時に太陽光発電システムを導入するかどうか、悩む人は多いのではないでしょうか。売電価格の下落で、得られるメリットが少なくなったという話もありますが、電気代の節約など経済的な部分から、まだまだ導入には大きなメリットがあります。ただし、後から気軽に変えられる設備ではないので、導入の目的を明確にして、家庭に合った容量を選ぶことが大切。今回は、太陽光発電システムを選ぶ際のポイントについて解説します。

●マイホームに搭載すべき太陽光パネル 一般的には何kw?

太陽光発電システムの導入を検討する際、気になるのは何kw分の設備を搭載するべきかということではないでしょうか。一戸建ての場合、設置容量の目安は、3人家族の場合で4.57kw、4人家族の場合は4.80kw、5人家族の場合は5.60kw。一般的には、3~5kw のもの、つまり想定発電量が年間3000~5000kWhのものが多くの家庭で選ばれています。これは、一戸建てに住む4人家族の年間電力消費量の大半を賄えるもの。とはいえ、さまざまな視点から、より目的に応じた太陽光システムを選べるよう、下記をしっかりと確認しましょう。

容量を決める際には、まず、太陽光発電のメリットを把握することが大切。さらに、自分の家の1日の電力消費量はどの程度なのか、その電力量を賄うために必要な太陽光パネルはどれくらいなのかを確認しておきましょう。そのうえで、将来的に家庭内の消費電力量が増える可能性や太陽光パネルの劣化なども踏まえて、少し大きめの容量を設置するという方法も。いずれにせよ、発電量は条件や立地などによって異なるため、あらかじめしっかりとシミュレーションすることが必須。さまざまな視点で考えることで、よりお得に、安心できるものを選ぶことができます。

●太陽光発電を導入するメリット

まずは太陽光発電を導入するメリットをおさらいしましょう。

●電気代を節約できる

電気代が高騰する昨今、太陽光発電があれば電力を一定程度、自給自足できるので、電気料金の支払い金額を下げることが可能です。しかも、今後はリモートワークや電気自動車の普及をはじめ、社会環境の変化に伴って、家庭内での電力消費量が増加することは間違いありません。設置した太陽光パネルの発電量を上限として、節約効果が期待できるでしょう。

●売電して収入につなげられる

売電価格が減少してはいますが、収入が得られないわけではありません。自家発電した電気のうち、余った電気を売ることで収入につなげて、住宅ローンの支払いに充てることができます。電気代を節約できて、利益を生む家を目指せます。

●蓄電池も導入すれば、停電や災害に備えられる

太陽光発電とともに蓄電池も導入すれば、自家発電した電気を蓄えることが可能です。これにより、停電時や災害時も普段と変わらず電気を使うことができ、万が一の備えになるでしょう。また、太陽光で発電できない夜間も、蓄えていた電気を使えるので、節電効果もアップします。

太陽光発電を搭載する際に知っておきたいポイント

太陽光発電を搭載する際には、次のポイントもチェックしておきましょう。

●ソーラーパネルの枚数やワット数

太陽光発電の導入の際、最も大切なのはパネルの性能。太陽光発電の発電量は、ソーラーパネルの数と、1枚当たりのワット数によって決まります。例えば、32坪の片流れ屋根には、36枚のソーラーパネルを設置できます。このとき400wのパネルの場合、400w×36枚で合計14.4kwですが、270wのパネルの場合は9.72kw。つまり、1枚当たりのワット数が低ければ、設置面積当たりの発電量は悪くなります。限られた面積の中で、最大限発電するためには、設置の際に、パネルの数やワット数をしっかりと検討することが大切です。

●設置における必要経費

太陽光発電を設置する際に必要な費用は、ソーラーパネルの容量や設置面積、屋根の形状などによって変わります。経済産業省によると、2021年の新築住宅における太陽光発電の導入費は、1kwあたり約28万円。一般的な5kwのソーラーパネルでは、設置費は約140万円になる計算です。蓄電池も導入する場合は、その設置費も発生します。必要経費はあるものの、今回の場合、設置すると、10年間で68万円の売電が可能になる計算ですので、お得なことには変わりありません。

●メンテナンスコスト

太陽光発電には、メンテナンス費用が発生することも忘れてはいけません。場合によっては経年劣化で部品交換が発生し、メンテナンス費用がかさむ恐れもあります。実際に、太陽光パネルで作った電気を、家庭で使用するための電気に換えるパワーコンディショナーは、15年を目安として、メンテナンス費用を見積もっておきましょう。

検討時には、経験や知識が豊富な業者から、将来的なメンテナンス費用についてしっかりと説明してもらうことが絶対条件です。メンテナンス費用を含んだ利益計算を依頼して、計画的な家づくりをしてくださいね。

●設備の寿命

太陽光発電や蓄電池の設備には、寿命があります。設置費用が安いからといってすぐに飛びつくのではなく、製品の寿命まで確認したうえで、経済効果を試算して、容量を決めるようにしましょう。

イシンホームでは14.4kw容量の太陽光発電をおすすめ!

イシンホームでは、例えば32坪の住宅の場合、14.4kwの太陽光発電の搭載をおすすめしています。この容量は、一般的な4人家族を想定している5kwの太陽光発電システムに比べて、10kwも大きいです。また、設置費なども考慮しても、10年間で248万円の売電が実現可能。つまり、自家発電した電気の使用で節約につなげられる上、余った分をたっぷりと売電に回して、収入を得ることもできるのです。

さらに、蓄電池を導入すれば、夜間も自家発電した電気を使うことが可能。毎月支払う電気代がさらに下がると言えるでしょう。災害などで外部からの電力供給がストップしても、自家発電により、いつも通り電化製品を使うことができます。

イシンホームの注文住宅づくりで太陽光発電を搭載しよう

イシンホームで家づくりをする際に太陽光発電を搭載すると、どのようなメリットが得られるのか、ご紹介します。

●世界一の変換効率を誇るソーラーパネルを採用

イシンホームが採用しているSIソーラーは、世界一の変換効率を誇るマキシオン製のソーラーパネル。一般的なソーラーパネルを設置した場合と同じ面積だと、総容量が大きくなるのが特長です。また、製品保証および出力保証が、35年から40年に延長されて、業界最長の保証期間となりました。ぜひ、「SIソーラー」で検索してみてください。

●初期費用やメンテナンス費用が抑えられて、トータルでお得

イシンホームの注文住宅は、太陽光発電と蓄電池が標準装備。太陽光発電の初期費用0円(工事費は別途)の10年リース契約「ZEROSECH」や、「一生、電気もガスもガソリン代もほとんど払わない家」をコンセプトにした、未来ゼロエネ住宅「X-ZEGA」もあります。また、導入する設備は、高品質で経年劣化をしにくいもの。メンテナンスコストも最小限に抑えられますよ。

導入時には説明をしっかり行い、長期的な利益計算の結果も提示。太陽光発電を導入したイシンホームの注文住宅と、そうでない一般住宅では、収入やメンテナンスにかかる差額が50年間で2,000万円以上になることもあります。ぜひ、お気軽にご相談くださいね。

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本社(総合戦略本部)

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